2005年11月 6日

石廊崎で夕陽をつかめオフ(2日目)

2日目の朝を迎えました・・・

が、激しく二日酔いで頭がガンガンに痛いッス...orz

みんなが既に着替えて朝食を食べ始めるところ、僕1人浴衣のままでの参加。

しかし飯が喉を通らず...

今日の予定は2組に分かれ、先発隊は蛇石峠を通り、松崎に出てから婆娑羅峠を通って湯ヶ野で合流するルート。

後発隊は下田に向かい、そこから湯ヶ野へ向かうとのこと。

そして僕は、昨夜の宴会でmasaさんとMM'sさんに「"蛇石峠"は綺麗だよ~!走りやすいし絶対に行った方がいいよ!」と騙され(笑)、酔いに任せて「もちろん行きます!」と答えてしまっていた。
(いや、本当に景色は綺麗だった気もするし走り安かったのですが、全く景色を見る余裕がありませんでした...)

ただ、その時に先発隊に誰がいるのかを聞いたところ、「ほいさんとTakさんは行くよ」と言われた時に嫌な予感がしました。

その予感が現実になるとは...

これから待つ地獄に向かって先発隊が出発!

僕もガンガンする頭を抑えながら後をついていきます。

ここから蛇石峠への入口になる下賀野辺りまでは30km/h前後でなんとか走って行けたのですが、先頭をばっちゃんさんが引き始めてから急にスピードが上がり、登りになってもそのスピードは落ちません。

あっという間に振り切られ、道を間違えないようになんとか姿が見える距離を維持しようとしていましたが、その努力もむなしく一人旅...

二日酔いのせいなのか、2日間走る体力が無かったのか、頭が痛くて朝食もろくに食べてなかったからか、もう足に全然力が入らずスピードも10km/hちょっとしか出ない。

今ならまだ引き返せるかも...とか、松崎まで行ったら輪行にしよう...とかいろんな考えが浮かんできます。

みんなどんどん先に行っちゃったらどうしようという不安に駆られながらもなんとか蛇石峠に着いたら待っていてくれました!

山で遭難した時に人影を見かけた時の安心感ってこんな感じなのかも。

ここからは松崎まで下りなので、少し元気を取り戻して僅かな間になんとか体力が戻ることを祈りつつ下っていきます。

しかし、ここから昨夜の不安が的中することに。

松崎からはしばらく平坦だったのですが、向かい風が強いのでトレインを組もうと誰かが言い出して、ばっちゃんさん、ほいさん、Takさんが引き始めます。

するとスピードがいきなり40km/h近くに上がってしまった...

 _, ._
(;゚ Д゚) ...これって何かの練習デスカ?

ここからは心の叫びです。

ばっちゃんさーん、ここは"朝たま"じゃないんですよ・・・
ほいさん、Takさん、月に2~3回しかロードに乗っていない初心者がいるんですが・・・
ゆともさん、先頭でそんなに引っ張らないで下さい・・・
ショーゴさん、姿がだんだん小さくなって不安です・・・
のぶさん、ニコニコしながら置いてかないで下さい・・・
ソッシーさん、同じ荒川組を見捨てないで・・・

と、叫ぶ気力も無く口から出てくるのはヒィヒィという呼吸音のみ。
足からピキピキと痙りそうな音が聞こえてくるのは気のせいですか・・・
もう歩いちゃっていいですか?

またも遅れまくり、婆娑羅峠でまた待っていてもらうハメに。
毎度すいません...

その後、もう一つ峰山トンネルあたりまでダラダラと150m近く登るのですが、そこでも遅れ、またまた待っててもらうという事を繰返して、やっと合流地点の湯ヶ野温泉にやってきました。

湯ヶ野温泉は川端康成が書いた"伊豆の踊子"の舞台となった福田屋がある場所です。
ちょうど"伊豆の踊子文学祭"をやっていて、甘酒を振る舞って頂きました。


ここから携帯の電池が切れてしまい、写真が全く撮れないまま天城峠をヒィヒィ言いながら越えました。 まぁ電池が残っていても撮る余裕がなかったけれど...

峠を越えた時点で雨がパラつき始め、その雨の中を一同で修善寺に向けて下ります。

本来は三島まで行く予定だったけれど、雨が強くなってきたので一般道を走るのは危険という判断で、修善寺で今回のオフは終了という事に。

ここから輪行で帰るのですが、その前に昼飯を食べようということになり、masaさんが探し出してくれたお店はこちら↓

食事処おゝき

ここで各種の丼めんを頂き、冷えた体を温めながら我慢していたビールを。
もう残すのは電車の旅なので遠慮無くビールで今回のオフに乾杯!

ここでは訪れた時間帯が良かったのか、全員の自転車を店内に持ち込ませてくれて、貸切状態にして頂きました。

masaさんの交渉術と店員さんに感謝です。

みんなケガもトラブルもなく無事にオフ会を終え、輪行にて帰路へ。

仕事の都合上、2日間も連続で走れる機会というのが無かったところ、思い切って参加させて頂いたのですが、こんなに楽しい思い出を作ることが出来てホントにmasaさんをはじめ、みんなに感謝です。

ホントにありがとうございました。

走行距離:90.19km

走行マップ:

走行グラフ:

今回の参加者:


※写真はMM'sさんのところから拝借させて頂きました。

-相模川組-
主催masaさん
take4さん
宴会部長TETさん
ふぉあぁさん

-多摩川組-
hiroさん
kazuさん
MM'sさん
Takさん
ショーゴさん
のぶさん
組長ばっちゃんさん
ほいさん
ゆともさん

-荒川下流組-
ussyさん
ソッシーさん
さいとうさん
鹿之助

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コメント[28]

平地40kmトレイン・・・多摩川組と走ればそうなるのは目に見えてます。
それが例え箱根越えの100km走ったあとでも・・・(泣)

良かったいかなくて(笑)

でも、要所要所で待っていてくれるから千切れても大丈夫ですよ!
私も毎回待ってもらっていますから(笑)

本当に楽しいオフ会でしたね!
また機会があればご一緒してください^^

>>1 take4さん
多摩川組と走るときはいつもまったりペースだったので、まさかこんなスピードが出るとは!と後悔しきりの午前中でした。
今度はぜひ相模川方面まで出ていこうと思っていますので、その時は宜しく御願いします。

おつかれさまでした。蛇石への先頭を二日酔いの鹿之助君に最初に引かせてしまって悪い大人たちだ、約○名。楽しかったね!また次回もよろしくね!

2日目の先発隊の状況がぜんぜんわからなかったのですが、スゴイことになってたんですね。
朝のヘロヘロ状態だったのに、付いていった鹿之助さんは偉すぎです。

それに比べると直行組はのんびりムードでした。
それにしても、GPSの天城峠すごいな。よく登ったなと感動しました。

また一緒に走りましょう?
そういえば秩父オフは?

>>3 のぶさん
2日間、ありがとうございました。
ホントに意識が朦朧として坂を登り切った先には地獄があるのかと変な妄想をしてしまいました。
やっぱりもっと鍛えないといけないですね。

のぶさんと僕の荷物を比べると、全然違っていたのがビックリです。
次回はもっと荷物を減らす事にします(笑)

>>4 ussyさん
安易な考えで多摩川組中心の先発隊についていった僕が馬鹿でした。
各峠の頂上地点で多分10分以上も待たせてしまって申し訳ない気持ちで一杯です。
それにホントに異郷の地で一人旅になってしまい、心細くて泣いちゃいそうでした。

秩父オフ、ちょっと提案してみようか思案中です。

天国有り、地獄有りで楽しい2日間のオフでしたね。二日酔いで累積標高約3000m上り下りするなんて、鹿之助君以外誰も真似できません。それに、峠で休息時間がもらえて、実はかなり助けられました。今度は体調の良いときに秩父オフでも是非!

お疲れ様でした~!
二日酔いで2日目の坂の連続を走りきられたのは真似できません。脱帽ですよ。。。
秩父OFF期待してますね!この週末もちょっと下見に行ってきます・・・

>>7 Takさん
この2日間、今となってはとてもいい思い出で一杯です。
蛇石からの峠はTakさん達の頭に角が見えた気がしましたが…
秩父オフはTakさんが参加したスーパーアタックの半分くらいを考えていますが、ぜひまたお会いできるのを楽しみにしています。

やっぱり会わない方がまったりペースで行けるからいいかも(笑)

>>8 ほいさん
ほいさんが蛇石に行くと聞いたときに素直に止めておけばよかったと激しく後悔しました。
向かい風のなか、あのスピードアップはまったり派の僕には二日酔いじゃなくても耐えられません…
秩父オフもTakさんと同じようにほいさんが来ると地獄を見させられそうな気がして怖いです(笑)

鹿之助さんお疲れさまでした。
2日目の登りと高速巡航では私も「ヒ〜!」って良いながら上ってました。
それにしても。宴会でのはじけっぷりと良い、峠の激走といい、今回の鹿之助さんは努力賞ものですね。次回も楽しくやりましょう。

>>11 ソッシーさん
>宴会でのはじけっぷり
もう自分では忘れたい思いで一杯です。
やっぱりお酒はほどほどに・・・ですね。
みんなの足手まといにならないように、心を入れ替えて走れるように鍛えようと思います。

お疲れ様でした。

朝ごはんの様子を見ていたので、遠回り組に参加したのを見たときには、「大丈夫?」と思ったのですが、それほど遅れずに付いて来たのはさすがです。
今度は二日酔いじゃ無いときに一緒に走りましょう(笑)

>>13 ゆともさん
>今度は二日酔いじゃ無いときに一緒に走りましょう(笑)
ゆともさんまでそんなコメントを…
今回は大失態を演じてしまい、記憶から葬りたいです。
でもあれだけ辛かった峠も一晩経つといい思い出になっています。
また一緒に走れるときはぜひ宜しく御願いします。

一人だけ浴衣姿で朝食からわずか数十分後には
多摩川組のトレインに連結されちゃうなんて誰が想像できただろうか。
でも、良かったっしょ?峠を走るのも。

それにしても素晴らしい飲みっぷりでした。

>>15 masaさん
峠って苦しいのがわかっているのに魅力的ですね。
何年か経って、あそこを2日酔いで走ったと思い出すのもまた一興かと(笑)
こんな素晴らしい思い出を作って頂いてmasaさんにはホントに感謝しています。
ありがとうございました&また宜しく御願いします。

結局何時頃アルコールが抜けたのが分らなかったけど、又修禅寺では頂いてるようなので、その頃には元気になっていたんでしょうね。鹿之介さんの二日目の走りっぷりを見たかったです。

秩父オフとかの話が出てるようですが、その節はおいらも参加させて下さい。

ガハハ、こうゆうことなら大々的にOFFってもいいかもですね。ここまで言って誰もこないってことはなさそうですよ!やっと仕事が落ち着いてきて読んだのよ許してね。

ところでお疲れ様でした。とても有意義な二日間でしたよね。とくにそのはじけっぷりには楽しませていただきました。また宜しくね。

>>17 kazuさん
前日の宴会でそんなに飲んだ記憶が無かったのですが、先発隊についていった自分を恨めしく思っています。
もしkazuさんが2日目を走っていたとしたら、僕は遙か後方だったので見ることもなかったと思います(笑)
秩父オフ、無事にできるのか心配です…

>>18 ばっちゃんさん
秩父オフをやるとしても、僕も1度きりしか走ってないのでほいさん、Takさんにも力を借りないとできそうにありませ~ん…orz
僕的には天城以上の傾斜だった記憶があるのでまた地獄を見そうです。

>はじけっぷりには楽しませていただきました。
これ以上いじらないで下さいねー(笑)

2日目の朝、隣の布団で乱れきって寝ていて写真に取っておこうと思いましたがやめました。
でも、あの程度でよかったよね。あれで宿の酒がまだ有ったらと思うとおそろしい・・
しかし、あの気分の悪い状態でよくぞ完走頭が下がります。あんたはエライ!!
今度、小生も走る時は前日皆さんに飲んでいただいてハンデをいただかないと着いていけませんね。
きっと(笑)
とても楽しいオフ会でした。

>>21 MM,sさん
寝てる時の写真を撮られなくてホントに良かったです。
あんな姿が晒されたらどれだけいじられてしまうか…
2日目の行程は、二日酔いじゃなくてもついて行けなかったのですが、酒のせいで・・・と言い訳ができて良かった(笑)
ホントに楽しいオフ会で、今も思い出すと嬉しくてニヤニヤしちゃってます♪

でも、初日の石廊崎から宿までの走り、鹿之助君には誰もついていけなかったよ。秩父ラン計画打ち合わせを兼ねた石廊崎反省会ってのもよいかも。

>>23 Takさん
石廊崎からの帰り道は、足が残っているうちにいい格好を見せたくて頑張っちゃいました。
本当は心拍数もMAXで足もつりそうだったのですが、後ろを見るとTakさんが煽ってるし(笑)
石廊崎反省会&秩父ランの打合会をやろうとussyさんと話し合ってるのでぜひ参加して下さーい。

鹿之助さん、事後ですけど、GPSデータ頂きました、予習用にと思って。天城越え、修善寺からの方が楽なんですかね。

>>25 kazuさん
GPSデータ、少しでもお役に立てたら嬉しいです。
坂自体も修善寺からの方が少し緩やかですよね。
それに天城から下田の方が、道も整備されて下りやすいと思います。
先日のコースは車用のスリップ止めが道路にあって、逆に怖い思いをしました。
それにトンネルも登りよりかは下りで一気に走り抜けた方が危険も少ないですよね。

もしかしてkazuさんはリベンジに行くんですか?
僕もぜひ!と言いたいところですが、しばらくあの坂はコリゴリです(笑)

一番遅いコメントですかね。(TYPE-KEY IDの取得に手間取りました…)
ブログ読みました。最高に面白かったです。鹿之助さんは辛かったということなんで笑っちゃいけないんでしょうけど。今度は乗るだけ乗ってから最後に飲む!ですかね。
またよろしくお願いしまーす。

>>27 ショーゴさん
最初の峠でショーゴさんと2人になった時、心の中で一緒に頑張ろうと思っていたのに、またどんどん先に行っちゃうから心細かったですよ~。
そして次の峠では早々に視界から消えちゃうし…
でも終わってしまえば楽しい思い出ばかりのオフ会でした。
こちらこそまた宜しくお願いします。