2010年10月24日

2010ジャパンカップ観戦

2006年以来、4年ぶりにジャパンカップの観戦に行ってきました。

今回はエキップアサダの浅田顕監督が同行するバスツアーを申し込みました。

池袋に6:15集合だったので4:30起床。

眠い目を擦りながら、ギリギリで集合場所に到着しました。

バス発車後は、浅田監督によるレース観戦ポイントのレクチャーが始まりました。

途中の佐野SAでの休憩を挟みながら、ロードレースの基本から今日の見所、そして選手の裏話、などを面白くレクチャーして頂き、あっという間に宇都宮に到着しました。

8:30にろまんちっく村に駐車し、シャトルバスで会場に向かいます。

10分程で会場の森林公園に到着すると、既にもの凄い人出があり圧倒されました。

宇都宮ブリッツェンのブース。

ブリッツェンフェアリーの他に、小さな女の子達で構成されたキッズフェアリーが、通り掛る観客に一所懸命パンフレットを配っていて可愛い過ぎる!

スタート地点でこれだけの人だと、古賀志林道は更に凄い事になっているんじゃないかと焦り、足早に峠へ向かうことにしました。

沿道はもう人が一杯で、頂上に向かっても応援するスペースがあるか不安になりながら登っていくと、後ろからジャパンナショナルチームの面々がシャーッと登っていきます。

更にチームNIPPOの佐野選手やブリヂストンアンカーのグループもウォーミングアップで走り過ぎて行きました。

佐野選手は、本日怪我で欠場の中島選手と走ってました。

中島選手は私服だったので、パッと見は全く選手だとわかりません(笑)

コスプレ応援団を見たり、路上にチョークで書かれた応援メッセージを見ながら登っていると、何とマキュアン会長まで登って行きました。

僕は追い越されてから気付いたために言葉も出なかったけど、沿道からは大きな"会長"コールが沸き起こっていて大人気です。

ヘトヘトになりながら山頂に到着。

流石に山頂は人が一杯で応援する隙間も無かったので、少し戻って何とか応援できるスペースを見つけて陣取りました。

今日の為に購入した携帯ラジオのチャンネルを栃木放送に合わせ、選手がやってくるのを暫く待ちます。

ロードレースは広い範囲で行われるのでレース展開が分からない事が多いですが、ラジオを通して実況が聞けるとホントに助かります。

レースがスタートし、5分も経たずに選手達の姿が見え始めましたが、例年通りに数名が飛び出して一気に峠を駆け上ってきました!

トップでやって来たのはGEUMSAN GINSENG ASIAの福島晋一選手と、ジャパンナショナルチームの西薗選手。

少し離れてメイン集団も来ましたが、峠とは思えないスピードであっという間に通り過ぎて行きました...

もちろん新城幸也選手も集団の中程に位置して登っていきます。

サポートカーが全て通り過ぎたのを確認後、もう少し峠をスタート地点に下り、九十九折りの中ほどに陣取って2周目の選手を待つことに。

20分程経過して選手達が2回目の峠を登っていきます。

そして後ろから来るサポートカーに大きく手を振ると、ブリヂストンアンカーのサポートカーからタオルが飛んできました!

1周目も観客に投げていたので、僕も欲しかったからめちゃくちゃ嬉しかった~。

また下っていくと、痛車と呼ばれる自転車が5台ほど並んでいました。

間近で見かけるのは初めてでしたが、これだけ並んでいると迫力たっぷりです。

中でもうる星やつらの痛車はチェーンまで色が統一してあって、カッコ良く思えるほど(笑)

写真を撮ってから下っていると、以前荒川で一緒に走ったことがあり4年前も一緒に観戦したむねくんとばったり再会!

そしてレース会場で良くお会いする"みぃさん"ご一家とも遭遇!

みぃさん達はTwitterで今日も応援に来ると書かれていたので会えるといいなぁと思っていたけど、こういう場所で知っている顔を見かけるととても嬉しいです。

去年の中島選手主催のそば打ち、今年のTOJ東京ステージ以来、お会いするのは3回目ですが、いつも気合いたっぷりの応援で尊敬です。

古賀志林道の登り口で3周目に突入した選手達を応援した後は、赤川ダム付近の橋で応援する事に。

と言うのは、4年前に応援した時に補給を受け取った選手がサコッシュを投げ捨てていたのがこの辺りだったから。

4周目は補給が無かったので普通に応援していたら、メイン集団を引いてきたのがマキュアン会長!

今日は不向きなコースと言う事もあってアシストに徹しているようです。

新城幸也選手も他の選手と会話しながら走っていて、余裕を感じさせてます。

そして5周目、サコッシュやボトルを手に入れようと張り切って待ってましたが、殆どの選手は既に投げていたようで僕の場所では誰も投げてくれませんでした...

ゆっくりとゴール地点に戻って白戸太郎さん・今中大介さんの実況解説を聞いたり、各ブースを見物しているだけでも楽しいです。

OGKカブトのブース。

今年のツール・ド・フランスで実際に使用したヘルメットや、サインが入っているジャージが展示されていました。

COLNAGO C59。

新城幸也選手が使用しているのと同じモデル。

メインモニター前は人が一杯で良く見えなかったので、スバル展示コーナーに設置してあったサブモニターでしばらく観戦。

ここは人も少なくて、最前列に座ってゆっくり見ることが出来ました^^

そのサブモニターでは、ゲストの沖美穂さんらのトークショーもやっていました。

左から2番目は競輪選手の渡邉一成さん、真ん中が沖美補さん、右から2番目は前日のクリテリウムに出場したOscar Pujol選手。

7周目はゴール地点直前で観戦。

この位置は鶴CCから下ってきた選手がそのままの勢いで通過するので、選手達はとんでもない速度で通り過ぎていきます。

そして8周目は鶴CCの登りで観戦。

逃げていた小集団も捕まり、GARMIN-TRANSITIONSが集団を支配して登っていきます。

この後、レースは9周目に入り、先頭を引いていたGARMIN-TRANSITIONSのDaniel Martinが飛び出し、そのまま追走集団から逃げ切って優勝!

1分程に開いた差を埋めようと日本勢も頑張っていたけど、力の差を見せ付けられて最後まで差を縮めることが出来ず30km以上の逃げで優勝されてしまいました。

すぐにシャトルバスの出発場所に歩いていくと、近くから聞き慣れた声が聞こえてきます。

すると隣を歩いてるのが、くりらじCycling Podcastでお馴染みの"dekoさん"と"ころんさん"でした!

軽くご挨拶し、来月に行われるイベントに参加する旨をお伝えして握手してお別れ。

バスが来るまで30分程待って長蛇の列が出来ましたが、無事に1台目に乗車してツアーバスの待つ"ろまんちっく村"に戻りました。

シャトルバス乗り場がかなり混雑していて、全員が集合するまでまだまだ時間がかかりそうなので、先着していた浅田さん達としばらく談笑。

数年前に池袋でばったり浅田さんに会って挨拶したのを覚えているか聞いてみたら、しっかり覚えていてくれていました。

ほんの一瞬だったことなのに覚えていてくれた事に感激です。

全員がバスに戻り、さあ出発!とエンジンを掛けようとしますが掛かりません...

どうやらバッテリーが上がってしまったようで、何回やってもキュルキュルと音を立てるだけ。

周りには大型車もいなくなり、どうしたものかと思っていると、外にでた浅田さんとエキップアサダの山崎さんが後ろからバスを押して、何とか押し掛けでエンジンが掛かりました!

バスの押し掛けなんて初経験です(笑)

帰りは渋滞に巻き込まれましたが、社内では浅田さんが今日のレースを振り返り、レース展開や各チームの動きを細かく解説してくれました。

やはりチームの監督をやっているだけあって、的確で分かり易い解説に参加者もみんな真剣に聞き入ってます。

佐野SAを過ぎた辺りから渋滞も緩和され、池袋には予定より30分程遅れただけで到着。

日本で最高峰のワンデーレースを生で観ることが出来た興奮と、浅田さんによる解説もあってとても良い1日となりました。

ジャパンカップは周回コースなので、ぶつかりそうになる程の至近距離を何度も選手が通っていくので、レース展開も把握しやすいし選手の凄さを肌で感じられる生観戦が一番です!

来年もぜひまた行きたいと思います!

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